Aqua Timez | ja

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Aqua Timez(アクア タイムズ)は、日本の音楽バンドである。結成は2003年(平成15年)で、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの5人で編成されている。所属レーベルはソニー・ミュージックエンタテインメントのEPIC Records Japan、所属事務所はプロダクション尾木内の「SLIM SHOT」。
略称は「アクア」など。バンド名の由来は結成当時存在していた「~Timez」という情報誌から。「Aqua」は決めなければならない締切が近付いていて慌てて決めたものだったので特に意味はない。(SPACE SHOWER TV SUCH 出演時の発言より)
2005年8月24日にミニアルバム『空いっぱいに奏でる祈り』でインディーズデビューした。その後、2006年4月5日、ミニアルバム『「七色の落書き」』でメジャーデビューをした。

来歴
2000年、インターネット上のバンドメンバー募集サイト「with9」で太志とOKP-STARが出会う。
2001年、バンドを解散し、太志とOKP-STARの2人だけで新たに音楽活動を始める。
2003年、OKP-STARが亜細亜大学在学中に中央大学軽音楽同好会のメンバーを誘いAQUA TIMES結成。当初は全て大文字で読みは「アクアタイムス」であった。
2003年、新星堂オーディション「CHANCE!」 関東(東京・千葉・神奈川)地区大会最優秀賞受賞。
2004年、新星堂オーディション「CHANCE!」 関東(東京・千葉・神奈川)地区大会最優秀賞受賞。(2年連続関東地区最優秀賞受賞)
2004年、自主制作アルバム『悲しみの果てに灯る光』、下半期に自主制作シングル「いつもいっしょ」を販売。
2005年、当初のバンド名の読みは「アクアタイムス」だが、「s」ではズと発音するとファンにダメ出しされたため、Aqua Timezに改名した。
2005年8月24日、MEGAFORCE CORPORATIONから1stミニアルバム『空いっぱいに奏でる祈り』でインディーズデビュー。収録曲「等身大のラブソング」が有線などで徐々に順位を上げる。
2006年2月20日、『空いっぱいに奏でる祈り』がオリコン週間アルバムチャートで1位を獲得。
2006年4月5日、2ndミニアルバム「『七色の落書き』」でメジャーデビュー。
2006年7月5日、1stシングル「決意の朝に」を発売。
2006年11月1日 配信限定「いつもいっしょ」を配信。
2006年11月22日、2ndシングル「千の夜をこえて」を発売。
2006年12月6日、1stフルアルバム「風をあつめて」を発売。
2006年12月31日、第57回NHK紅白歌合戦で紅白初出場を果たす(歌唱曲は「決意の朝に」)。
2007年3月2日、ツアー「the "BiG BaNG" tour '07」がスタート(しかし、ツアーの途中でボーカル太志が急性声帯炎と診断されたため延期)
2007年3月14日、3rdシングル「しおり」が三ツ矢サイダーのCMソングとしてOA開始。
2007年4月11日、4thシングル「ALONES」が「BLEACH」のオープニングテーマにタイアップ。
2007年4月14日、3rdシングル「しおり」のc/w「夢風船」がBSハイビジョン「地球に暮らす子どもたち」の主題歌にタイアップ。
2007年5月9日、3rdシングル「しおり」をリリース。
2007年8月1日、4thシングル「ALONES」をリリース。
2007年8月4日、ツアー「the "BiG BaNG" tour '07」が再スタート
2007年10月31日、5thシングル「小さな掌」をリリース。ドラマ「ジョシデカ -女子刑事-」の主題歌
2007年11月21日、2ndフルアルバム『ダレカの地上絵』をリリース。
2008年2月9日 配信限定「ほんとはね」を配信。
2008年3月15日、ツアー「"evergreen tour 2008"」がスタート
2008年5月8日、6thシングル「虹」を発売。
2008年8月30日、『24時間テレビ』に出演。ライブで「虹」を披露した。
2008年10月1日、7thシングル「夏のかけら」を発売。
2008年12月31日、第59回NHK紅白歌合戦に二度目の出場(歌唱曲は「虹」)。
2009年1月14日、8thシングル「Velonica」を発売。
2009年3月4日、9thシングル「STAY GOLD」を発売。
2009年3月11日、3rdフルアルバム『うたい去りし花』を発売。
2009年3月20日、ツアー「"still connected tour '09"」がスタート。
2009年7月29日、10thシングル「プルメリア 〜花唄〜」を発売。
2009年10月14日、自身初となるベストアルバム「The BEST of Aqua Timez」を発売。このアルバムで、史上初のインディーズ&メジャー両時代でのオリコン1位を獲得した
2010年1月27日、11thシングル「絵はがきの春」を発売。
2010年3月10日、ツアー「"Music 4 Music tour 2010"」がスタート。追加公演を含む24公演を行った。
2010年8月2日、ファンクラブ限定ツアー「"The FANtastic Tour 2010"」がスタート。6公演を予定。
2010年8月3日、サマーツアー「"TAKE A 'STAND' TOUR 2010"」がスタート。6公演を予定。
2010年8月25日、LIVE DVD 「Aqua Timez Music 4 Music tour 2010」を発売。
2010年10月13日、12thシングル「GRAVITY Ø」を発売。

Aqua Timez誕生まで
太志とOKP-STARの出会い
太志がOKP-STARと、インターネットの「バンドメンバー募集掲示板with9」で知り合った。
太志が、当時組んでいたバンドの中にギタリスト(7弦ギター)がいて、太志が5弦ベースの人を検索(7弦ギターの場合、基本は5弦ベースだった為)したら2人しか出てこなかった。
その後、太志がその2人にメールをした後、その2人のうち返ってきたのがOKP-STARで、会わないといけない雰囲気になり、池袋西武東口宝くじ売り場の前で出会い、そのままスタジオへ直行した(『Music Lovers』、『トップランナー』にて本人の発言より)。
ジャンルの違い
スタジオに行ったのは良いものの、太志とOKP-STARの好きなジャンルは全く違っていた。だが、太志はOKP-STARに運命的なもの(「このまま最後まで一緒にやっていかなければならない」ということ)を感じていたのだという。結局、最終的にOKP-STARは、太志にジャンルを合わせてくれた(『トップランナー』より)。
Aqua Timez(AQUATIMES)結成
そしてOKP-STARが、高校の同級生だった大介や、大介と大学が同じだったmayuko、友人のアビコ(現在は脱退)を誘い、AQUATIMESを結成した。
はじめ、「Aqua Times(あくあたいむす)」と命名したのだったが、ライブのアンケートにて、「太志くんは『アクアタイムス』って言ってるけど、本当は『アクアタイムズ』が正しいです。」と言われ、読み間違えのないよう、また、OKP-STARが画数にこだわっていたため、「Aqua Timez」に改名。
「七色の落書き」リリース後、ドラムスのアビコが脱退し、サポート・メンバーだったTASSHIが「決意の朝に」リリースと同時に、正式メンバーに。

メンバー
太志(ふとし)
ボーカル担当。 1980年5月10日(30歳)生まれ、岐阜県岐阜市出身、O型。岐阜県立長良高等学校。
Mr.Childrenが好きで、弾き語りをしたくなり、高校1年生の時に父親にギターを買ってもらって音楽を始めた。最初にコピーした曲は、「終わりなき旅」。他に、Dragon Ashの降谷建志やBARBEE BOYSなどに影響された。
ほぼ全ての楽曲で作詞と作曲を手掛けている。普段思ったことを自分のメールアドレス宛てにタイトルを「言葉」にして送信している(それをパソコンに保存)。そして曲を作る際、「こんなことを感じてたんだな」と、過去の自分の気持ちを思い出すという。
母親と暮らしている。「もも」という名前のシーズー(本人は「もぉも」と呼んでいる)を飼っていたが、病気で亡くなっていたことが2010年7月7日のファンクラブ内のコラムで報告された。
6歳上に姉がいる。
SOFFetやmihimaru GTのmiyakeやいきものがかりと仲が良い。
ラーメンが大好物。
尊敬しているMr.Childrenの桜井和寿とはサッカーをして遊ぶサッカー仲間。
小田和正、関ジャニ∞の安田章大とはメール友達である。

大介(だいすけ)
ギター・プログラミング・コーラス担当。1977年4月12日(33歳)生まれ、福島県富岡町出身、O型。福島県立磐城高等学校、中央大学出身。
影響を受けたアーティストは、X JAPANのhide。また、彼がギターを弾き始めて、最初に練習した曲はX Japanの『ENDLESS RAIN』のギターソロ。
基本的にはエレキギターで演奏するが、『千の夜をこえて』や『いつもいっしょ』などではアコースティックギターで演奏している。
ライヴの際、「ALONES」の最後の英語歌詞である「Why do we feel so alone anytime?」の部分は、彼が歌っている。
『ダレカの地上絵』のレコーディングの際は、フェンダー・ストラトキャスターを使用している。最初は馴れなかったのだが、度々弾いていくうちにフェンダーの魅力に寄せられていったという。
人とは異なる物を持ちたかった為、昔からギターは無名メーカーのものを好んで使用していたが、フェンダーのストラトキャスターを使用した際に、「王道といわれるものにはそれだけの理由がある」ということを知り、その後、ギブソン・レスポールを探し求め、使用する。
高校時代、5人でバンドを組み、小名浜で開催されたアマチュアバンド大会でグランプリに選ばれた。その時のメンバーの1人がOKP-STARである。しかし、グランプリに輝いた時、大介は39.6℃の高熱を出しており、その場に立ち会えず、楽屋に担ぎ込まれてそのまま帰ってしまったのだという。その時は、OKP-STARから何度も電話が掛かって来た。最初は嘘だと思っていたが、何度も電話が掛かってくるので、本当だと確信したのだという。学生時代に熱を出したのはこの時だけ、だとか(音楽雑誌「B=PASS」にて)。

OKP-STAR(おーけーぴーすたー)
ベース・コーラス担当。1977年3月25日(33歳)生まれ、福島県いわき市出身、A型。福島県立磐城高等学校、亜細亜大学出身。
メタリカに魅せられ、ベースを始める。高校時代は、大介と一緒にメタリカのコピーバンドをやっていた。
ミュージシャンを目指していたため、全く就職試験を受けず、大学卒業後もアルバイトをしながら音楽活動をしていた。
中学2年生の時、叔父や友達の兄など周りの人がギターをやっているのを見て、ギターを少しやっていた。しかし、自分が本当にやりたかったのはベースだったため、ベースを始めた。父親に、「早くギターに昇進できないのか」と言われた(『ミュージックステーション』で太志と本人の発言より)。
影響を受けたアーティストは、亀田誠治。2008年5月9日の「ミュージックステーション」でThe THREEとして出演した亀田と念願の共演を果たした。本番終了後、亀田からピックを譲り受け、相当な感動を受けたという(ブログで本人の発言より)。
「COUNT DOWN TV」で「夏のかけら」を披露した際には、大介ではなく、OKPがコーラスを担当した。なお、ライブでは頻繁にコーラスを担当する。
使用機材
「MODULUS Quantum 5」(メイン)- 元々4弦ベースを使用していたが、ルックスに引かれて購入した5弦ベース
「MODULUS Quantum 5 25th Anniversary Special Edition」(サブ)

mayuko(まゆこ)
キーボード担当。1977年9月18日(33歳)生まれ、富山県富山市出身、A型。中央大学出身。
ピアノは、3歳から習い始めた。
デビュー前、aikoのコピーバンドで活動しつつ、OLをしていたが、Aqua Timezの活動に専念するために退社した。
突然のOKP-STARからの電話でメンバーに誘われ、ヘルプ感覚でメンバー入りした。
ライヴでは、基本的に裸足で演奏する。
普段はキーボードを担当しているが、「小さな掌」のPVではグランドピアノを演奏している。『ダレカの地上絵』シークレットトラック「hana〜Evalasting〜」では、ピアニカ を演奏した。
昔はベーシストを目指していたこともあったが、OKP-STARのベースを聴いた瞬間に、「自分には無理だ」と思い断念した(アクアトレインにて本人が告白)。
好きなアーティストはaiko、影響を受けたアーティストは小島良喜。
mihimaru GTのhirokoとは、メル友である。音楽番組で共演した際に、hirokoからアドレス交換を頼まれたという。その後は、hirokoの誘いでmihimaru GTのライブにも足を運んだりしている。
「"Music 4 Music tour 2010"」では、コーラスに挑戦した。
使用機材
「YAMAHA MOTIF XS & KORG OASYS」

TASSHI(たっしー)
ドラム担当。1978年8月21日(32歳)生まれ、高知県高知市出身、A型。土佐中学校・高等学校卒業。中央大学出身。
メンバーになるまでは、プロ志向のビジュアル系バンドで活動していた(『トップランナー』より)。
大学時代、大介とmayuko、OKP-STARの1年後輩で、同じサークルに入っていた。
「七色の落書き」の発売後、元ドラムのアビコの脱退により加入した。
以前に活動していたバンドを解散し、仕事を辞めてニート状態だった時に、電話でOKP-STARにメンバー加入を誘われ、メンバーとなった(『トップランナー』で告白)。
加入前、太志が描いた歌詞を読んで、男泣きをしてしまったという(『トップランナー』にて本人が告白)。
2008年5月8日リリースの「虹」の曲中で聴こえるハンドクラップは、TASSHIの発案である(『Music Up Date』で発言)。
2006年の大晦日、『紅白歌合戦』出場の際、「紅白出演が決まっても顔が知られてないから警備員に止められるんじゃないか!?」と冗談まじりでブログで発言していたら、それが現実になってしまった。メンバーや関係者など入れて10名近く居たが、TASSHIだけ止められた(ブログ・流るる風の跡を2007年1月のブログで告白)。
影響を受けたアーティストは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスやL'Arc〜en〜Ciel。
尊敬する人物に、向山テツを挙げている。
使用機材
パール CARBONPLY MAPLE Set
SABIAN Cymbals

サポートメンバー
EBIS(えびす)
コーラス担当。1978年11月12日(31歳)生まれ、兵庫県神戸市出身、本名:戎 三穂(えびす みほ)。 
「等身大のラブソング」や「シャボン玉Days」「しおり」「No rain,No rainbow」「B with U」など、インディーズの頃から多数参加している。
全国ツアーなどのLIVEに参加している。
憧れのアーティストはDREAMS COME TRUEの吉田美和。
ソロシングル「線香花火」は作詞・太志/作曲・大介である。
EBIS official site(メガフォース)、http://www.universal-music.co.jp/ebis/ EBIS official site(ユニバーサルミュージック)]

藤田真由美(ふじた まゆみ)愛称:まゆみっくす
コーラス担当。
「"evergreen tour 2008"」や「"Music 4 Music tour 2010"」、夏フェスでコーラスとして参加する。
東京(2008年1月27日)、大阪(2007年2月10日)に行われた「Aqua Timez」のファンクラブ、「teamAQUA」限定のファンクラブライブに参加した。
その写真が配信限定曲「ほんとはね」のPVに映し出されている。
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