Bullet for My Valentine | ja

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ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン(Bullet For My Valentine)は、ウェールズ出身のヘヴィメタルバンド。BFMV、B4MVと略される場合がある。1998年に結成され、12 Pints of my Girl Friends Blood、Jeff Killed John、Opportunity in Chicagoといったバンド名を経て、2003年からブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインとして活動している。

アイアン・メイデンやメタリカといったメタルバンドからの影響を前面に出した音楽性で注目を集め、2004年に本国イギリスで発表したミニ・アルバムが高い評価を受けた。続けて、2005年のデビューアルバム『ザ・ポイズン - The Poison』がスマッシュヒット。一躍若手人気バンドとなった。日本でも国内盤発売前にもかかわらず参加したサマーソニックでのライヴが好評だったことで、急速に認知される。

しかし『ザ・ポイズン』の成功の影でマシュー・タック(Vo, G)は扁桃腺を痛め、新しいボーカルを迎える案が出るほどの状態にまで追い込まれ、ツアーの延期、ニューアルバムの発売延期に見舞わる。手術は成功したが、その後のコンサート、音源ではマシューの声は以前と少し異なるものとなり、スクリームする歌唱法が減る。その為ライヴではかつてスクリームしていた部分をベーシストのジェイソンが担当する事が多くなった。

2008年、それらの紆余曲折を乗り越えてニューアルバム『スクリーム・エイム・ファイア - Scream Aim Fire』が発売される。本作は発売後すぐに前作『ザ・ポイズン』のセールス記録を大幅に塗り替える作品となった。

2010年1月25日、ラジオインタビューにてニューアルバム『フィーヴァー - Fever』を4月26、27日にリリースすることを発表した。 また、同作収録となる1stシングル"Your Betrayal"を3月8日にラジオにて解禁。4月27日に発売されたアルバムは全米3位を獲得した。

メンバー

* マシュー・タック (Matthew "Matt" Tuck, 1980年1月20日 - ) - リードボーカル、リードギター、作詞
バンドの歌詞は主に彼が手がけた架空の物語や、前述の自らの喉のトラブルを唄った『デリヴァー・アス・フロム・イーヴィル』等、メンバーの実体験を中心としている。
インタビュー等の発言から生意気で好戦的なイメージを持たれているが、実際は控えめで大らかな性格らしく「僕を怒らせたかったら余程酷い事をしなければならない」と語っている。メンバーの中では酒もあまり飲まない(パッジに言わせれば「稀に酔った時は手が付けられない」ようだが)。

* パッジ (Michael "Padge" Padget, 1978年9月12日 - ) - リードギター
前衛的なギタープレイを信条としており、『スクリーム・エイム・ファイア』収録曲では度々活躍している。ジェイソン曰く「寡黙」。バンドでは最年長なのもあって、他のメンバーの相談相手になる事も多いという。
使用機材であるESP Michael Padget Vはかつてデイヴ・ムステインのシグネイチャーモデルであったDV8をモチーフにしている。

* ジェイソン・ジェイムズ (Jason "Jay" James, 1981年1月13日 - ) - ベース、ボーカル
スタジオアルバムにおけるボーカルは全てマシューのものだが、ライヴでは一部のボーカルを彼が担当。特に、マシューが喉を痛めてからは更にそのパートが多くなる。パッジとは喧嘩仲間。

* ムース・トーマス (Michael "Moose" Thomas, 1980年6月4日 - ) - ドラム
フューネラル・フォー・ア・フレンドのライアン・リチャーズ(Dr, Vo)と親交があり、公式写真で彼と共に写っていたり、スペシャルサンクスに彼の名前を挙げていたりしている。 .

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