David Sanborn | ja

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フュージョン・サックスの音色に新基準を作る 1945~

 45年、フロリダ州タンパ生まれ。ざらついたエッジのブライトな音色は、アルト・サックスを小児麻痺のリハビリのため吹き始めたせいもあるらしいが、それをプロのレベルまで引き上げたのは、ポール・バタフィールド・ブルース・バンドでのこと。2003年ヴァーブに移ってからアコースティック路線になり、やや丸くなったとはいえ、やはり“音色の男”。71年からスタジオ・ミュージシャンとして、75年の初リーダー作『ティキング・オフ』以降の活躍で、その音色を世界標準のひとつにした。サンボーン以降の世代を数人聴けば分かる。2005年にデビュー30周年の節目を越えてますます快調。“言葉で表せない危ういサウンドを引っ張り出したい”と前向き。
Dr.NAKAJIMA著

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