HAIM | ja

8    0

ハイム(HAIM)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のインディー・ロックバンド。

3姉妹はカリフォルニア州のロサンゼルス都市圏にあるサンフェルナンドバレーにて母親ドナならびに1970年代から80年代にかけて活躍したイスラエル生まれの元プロサッカー選手の父親モルデハイ・ハイムが好きだった1970年代の音楽を聴きながら育つ、一家はカヴァーバンド「ロッキンハイム」を結成、父親モルデハイはドラムを、そしてまた母親ドナはギターを担当、地元のチャリティーフェアなどで演奏していた。
長女エスティと次女ダニエルの2姉妹はラケル・ホートン、アリー・マキ、リル・ニックスらと一緒に5人でガールズバンド「The Valli Girls」を結成、バンドは2005年に公開されたケン・クワピス監督の映画『旅するジーンズと16歳の夏』のサウンドトラックに参加、サウンドトラックアルバムはコロムビア・レコードよりリリースされた。また、2005年度キッズ・チョイス・アワードのサウンドトラックにも参加[1]。
2姉妹はバンドを離脱後、ハイムを2006年に結成したが、姉妹はそれぞれ多忙だったため本格的に活動するのは数年後だった。時期を前後して、次女ダニエルはいくつかのアーティストおよびグループのツアーに関わる。ロックバンドザ・ストロークスのリードヴォーカリストであるジュリアン・カサブランカスから腕前を評価され彼のソロツアーに参加、ギターやパーカッションを担当する。長女エスティはカリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)にて民族音楽学を学び、2010年に学位を取得する。三女アラナはハイムに参加するため大学を1年で辞める。
ハイムは2012年2月10日にデビューEPである「Forever」を発表、バンドのサイトから短い期間、無料配信する。このEP「Forever」は様々な音楽誌から大いに注目される。同年6月に英国でポリドール・レコードと契約する[2]。デビューシングル「Forever」は英国の音楽誌『NME』による2012年ベスト・トラックで第4位にランクインする[3]。そしてまた、英国BBCの期待される新人「サウンド・オブ・2013」で1位に選ばれる[4]。
2013年9月30日にリリースされたデビューアルバム『デイズ・アー・ゴーン』は全英アルバムチャートで首位を獲得し[5]、アメリカでは 発売初週に2万6000枚(うち85%がデジタルダウンロード)を売り上げてBillboard 200チャートで6位にランクインした[6]。その他、オーストラリア、アイルランド、カナダといった国々のアルバムチャートでもベスト10入りを果たしている。
2014年の第34回ブリット・アワードインターナショナルグループ部門や2015年の第57回グラミー賞最優秀新人賞などにノミネートされた。 .

すべてのアルバム

トップアルバム

類似のアーティスト