Tokio Hotel | ja

Tokio Hotel（トキオ・ホテル）は、2001年に結成されたドイツのポップ/ロックバンド。

ヴォーカル、ビル・カウリッツと双子の兄でギターのトム・カウリッツ（共に1989年9月1日ライプツィヒ生まれ）は、9歳からミュージシャンとして活動していた。2人はマクデブルクでショーを行った後に、グスタフ・シェイファー（88年9月8日生 Dr.）とゲオルク・リスティング（87年3月31日生 Ba.）に出会い、前衛となるバンドDevilishを結成。2年後、ビルはドイツのオーディション番組に出場し、これがプロデューサーの目に留まる。2003年、グループはハンブルクのソニーBMGと契約を結び、Tokio Hotel（トキオ・ホテル）となる。バンド名自体は東京のホテルとは関係なく、日本語が格好良いからという理由で命名された。

2005年にメジャーデビュー。当初はライヴハウスでの演奏が主な活動であったが、全員10代とは思えない完成度の高いライブが評判を呼び、デビューシングルの『モンスーンを越えて』（原題：Durch den Monsun）はドイツとオーストリアの音楽チャートでいきなり一位を獲得する。
翌年には、ドイツ国内最大の音楽祭典ECHOで最優秀新人賞を受賞、続いて『ドイツ文化への貢献』の栄誉を称えられライプツィヒにおいてBild Osgar Awardsを受賞、イギリスはロンドンで開かれたWorld Music Awardsで数多の賞を獲得するなど、一種のムーブメントを伴い絶大な人気を得るに至った。

続いて発売したデビュー・アルバム『トキオ・ホテル』（原題：Schrei、英語版タイトル：Scream）は、20万枚売れれば大成功といわれるドイツ音楽界において60万枚以上（ドイツ国内のセールスのみ）という異常な大ヒットを記録した。


あどけない表情が残る若いメンバーで構成されているが、ヴォーカルのビル・カウリッツを中心に作る楽曲は本格的なもので、ドイツ・ミュージックシーンで多数の賞を受賞しNo.1の注目度を誇るバンドである。現在では、ドイツのみならず世界中にファンがいる。

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