cumbia | ja

 クンビア(西: Cumbia)は、南米コロンビアのカルタヘナ・デ・インディアス発祥のラテン音楽のひとつ。パーカッション主体の4分の2拍子が最大の特徴。
 現在ではラテンアメリカ諸国(スペイン語圏)で広く聞かれる。由来は諸説あるが、発祥は19世紀に黒人奴隷がもたらしたパーカッション文化とインディオのフォルクローレのメロディラインが融合、語源は西アフリカのギニアにあるクンベという地名に由来するとの説が有力である。
 同じくラテンアメリカで広く聞かれるサルサに対し、上流・中流階級から好まれないものの、庶民の根強い人気を誇る音楽である。


・基本バンド形式で運営。
・リズム体は複数のパーカッションで構成(ティンバレス、コンガ、ボンゴ、ギロなど)。ドラムはほとんど使用されない。
・特徴的なベースラインを有し、全般的にラテン音楽ながらレゲエに似た趣を持つ。
・メロディラインはアコーディオン、シンセサイザー、ホーンセクションのいずれかで構成されることが多い。稀にエレキギターやピアノも使われる。ペルーではケーナが多用される。
・歌、インストゥルメンタル、ラップ曲があるが、歌詞はスペイン語。恋愛や哀愁、ダンス、日常、詩的なことが歌われるものが多い。
・アイドル・グループも多数存在する。 .