Linkin Park | ja

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1996年に結成された、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のロックバンド。
幅広いジャンルの音楽要素を取り入れており、オルタナティブ・ミュージックの独自のミュージック・センスを持つ。
2000年にリリースしたデビュー・アルバム『Hybrid Theory』(全米3位, 世界総売り上げ3,000万枚)で一躍有名となり、2000年代にデビューしたバンドの中で名実ともに世界各国で圧倒的な人気を誇る。
ラウドロックやヒップホップ、ハードコア、インダストリアル、エレクトロニックなど様々な音楽要素の影響を受けている。一般に2ndアルバム『Meteora』(全米1位, 世界総売り上げ2,700万枚)まではニュー・メタルやミクスチャー・ロックに分類される事が多い。しかし当人は「ラップロック、ニュー・メタルといったジャンル分けにはうんざりしていた」、と言い、Dave "Phoenix" Farrellはかつて、楽曲中に融合されている複数の音楽要素について、「ここはヒップホップで、この部分はハードロック」などのように各ジャンルごとにカテゴライズされるのではなく、「Linkin Parkの音」だと言われたい、とコメントしている。3rdアルバム『Minutes to Midnight』(全米1位)では大きく音楽性を転向し、従来の楽曲に見られたMike Shinodaによるラップボーカル、Chester Benningtonのシャウト、ヘヴィなサウンドはほとんど姿を消し、哀愁感のあるロック・バラードが前面に出た作品になった。また、歌詞中にはfuckなどのいわゆるFワードが2ndアルバムまで含まれていないことも特徴だった(3rdアルバムの一部の曲(「Given Up」等)には含まれる為、日本国外ではFワードのないclean版も発売された)。4thアルバム『A Thousand Suns』(全米1位)では、一部の曲でMikeのラップボーカル、Chesterのシャウトが復活しているが、ヘヴィなギターサウンドは消極的になっている。5thアルバム『Living Things』(全米1位)、6thアルバム『The Hunting Party』(全米3位)、7thアルバム『One More Light』(全米1位)とリリース毎にチャートで好成績を残す一方で、毎回大幅に異なる音楽性のために評論家・ファン共々物議を醸すことでも知られる。
2ボーカルには明確な役割分担があり、通常はMikeがラップ、バックコーラスを、Chesterがメロディック、ロック、シャウトを担当する。これらの分担が、緩急ある曲展開を成す要因となっている。曲作りに際しては、バンドサウンドよりも打ち込みとサンプリングを多用したオケを作ることが多い。
2013年までの世界総売上はアルバムは7,000万枚以上、シングルは3,000万枚以上を記録している。

Current members (リーダーはMike Shinoda)
Rob Bourdon – drums, percussion (1996–present)
Brad Delson – lead guitar, keyboard (1996–present)
Dave "Phoenix" Farrell – bass guitar (1996–1998, 2000–present)
Joe Hahn – turntables, keyboard, samples (1996–present)
Mike Shinoda – vocals, rhythm guitar, keyboard, piano (1996–present)
Chester Bennington – vocals, guitar, percussion (1998–2017) .

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